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5月のCPI上昇率3.7%、食品高騰が影響


ニュース その他分野 作成日:2008年6月6日_記事番号:T00007952

5月のCPI上昇率3.7%、食品高騰が影響

 
 5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は3.71%だった。CPIを構成する7項目のうち、食品類の上昇幅が9.29%で最大だった。5日発表した行政院主計処は、食品価格の上昇は短期的に止むことはないと指摘している。
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 CPIを構成する物品のうち、上昇率が最も高かったのはバナナで、上昇率は160.4%に上った。また、サラダ油などの食用油が68.27%、パパイヤが67.11%とそれぞれ高い上昇率となった。一方、下落したのは、▽ニンニク、-27.76%▽ジャガイモ、-22.05%▽スイカ、-20.53%──などだった。

 1~5月のCPI上昇率は3.66%で、過去13年で最高水準となった。

 5月の野菜やエネルギーを除くコア物価指数の上昇率は、3.23%で、9年ぶりの高い数値となった3月(3.07%)、4月(3.10%)をさらに上回った。