ニュース 建設 作成日:2018年9月28日_記事番号:T00079520
米系不動産サービス業者、コリアーズ・インターナショナルによると、台北市のオフィス賃貸物件市場では、今年第3四半期の物件の純消化量が2万790坪、第1~3四半期で4万3,826坪に達し、既に昨年通年の4万1,464坪を超え、2008年の統計開始以来最高となった。今年通年の純消化量は5万2,000坪に達するとみられている。28日付経済日報が伝えた。
同社によると、今年はオフィス賃貸物件の供給量も台北南山広場、国泰人寿民生建国大楼、聯合報本部、農会台北大楼、和裕大楼など過去最高の合計6万800坪が見込まれている。
オフィス賃料相場は変動が小さく、第3四半期の平均賃料は1坪当たり月1,865台湾元(約6,900円)で、前期比0.38%の上昇だった。
オフィス物件の空室率は、第1四半期に南山広場の完成で8.07%に上昇したが、その後は再び低下し、第3四半期には7.27%で推移している。同社は来年にはオフィス物件の空室率が5%まで低下し、その状態が2~3年持続すると予想している。
同社の劉学龍董事総経理は「今年はオフィス賃貸物件の供給が多いが、賃貸需要が旺盛で、空室率は緩やかに低下している」と指摘した。
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