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シャープの8Kテレビチップ、競合をリード


ニュース 電子 作成日:2018年10月1日_記事番号:T00079542

シャープの8Kテレビチップ、競合をリード

 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のシャープの戴正呉社長(グループ副総裁)は中国メディアのインタビューに対し、同社は8K対応のテレビ用プロセッサーを開発しており、開発進度で競合を1年半リードしていると明らかにした。8Kチップは他の多くの分野でも応用しており、将来的には他社への特許授権も検討していると説明した。1日付経済日報が報じた。

 鴻海は半導体事業を強化しており、今後、8K対応SoC(システム・オン・チップ)の設計、応用開拓でシャープとの連携を強化するもようだ。

 戴社長はさらに、シャープはAI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を統合したAIoTの分野で、鴻海傘下の産業用IoT事業会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)と協力すると明らかにした。合弁会社の設立を視野に入れており、FIIが11%出資するとみられる。