ニュース 電子 作成日:2018年10月1日_記事番号:T00079544
プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は、人工知能(AI)技術を活用して製品の外観を自動的に検査、測定するシステムをIBMと共同開発したと発表した。同システムにより、生産効率と出荷品質の大幅な向上と検査要員の負担軽減が実現できるという。29日付工商時報が報じた。
ユニマイクロンは、IC基板の品質管理においては検査設備の能力と設計に制限があることから、大量の人員を投じて何度も検査を実施する必要があり、これが大きな負担となっていたと説明。今回、IBMと共同開発したシステムは、ディープラーニング(深層学習)技術を通じて極めて高い欠陥検出能力の維持と作業効率の向上が期待できると強調した。
なおIBMは同システムについて、世界のPCB業界でAIによる視覚検査を導入した初めてのケースとなり、スマート製造を実現するのみならず、ユニマイクロンにプラス効果をもたらすと指摘した。
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