ニュース その他製造 作成日:2018年10月1日_記事番号:T00079552
太陽電池用シリコンウエハー最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は28日、南部科学工業園区(南科)の従業員203人を解雇すると発表した。全従業員の約2割に相当する。同社は、顧客の戦略に伴い、組織や人員の調整が必要になったと説明した。29日付工商時報が報じた。
南科工場は、茂迪(モテック・インダストリーズ)と新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)の受注に対応するため設置したものの、稼働率は50%に低下していた。今後は桃園工場などで生産する。
同社は、太陽電池業界は低迷が続いている上、生産ラインの自動化で人材需要が減少したと指摘した。同社は、太陽電池用シリコンウエハー生産能力が台湾最大ながら、昨年まで7年赤字が続いている。
太陽電池業界では、モテックも先月、生産ラインの外国人労働者300人の契約打ち切り、非生産部門の人員2%(60人余り)削減を発表した。ネオソーラー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)は10月1日付で合併し、聯合再生能源(ユナイテッド・リニューアブル・エナジー、URE)となった。
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