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民進党の寂しい結党記念日、祝賀イベント見送り


ニュース 政治 作成日:2018年10月1日_記事番号:T00079559

民進党の寂しい結党記念日、祝賀イベント見送り

 民進党は先週28日が結党32周年の記念日だったが、統一地方選挙を2カ月後に控えているにもかかわらず恒例の祝賀イベントの実施を見送った。同党関係者は「現在の党の困難な状況を示している。政権の迷走が党の深刻な弱体化を招き、戦力を発揮できていない」と指摘した。29日付聯合報が報じた。

 民進党は「新住民愛台湾中央選挙応援団」の結党をもって、創立記念日のイベントに代えた。洪耀福同党秘書長は「祝賀イベントを実施しないことに特別な意図はない。選挙応援団の結成は他のどんな選挙イベントよりも意義がある」と強調した。

 党内からはまた、祝賀イベントの見送りは一種の防御戦術で、国民党に宣伝の口実を与えなかったと苦しい言い訳も聞かれた。

 選挙業務に関わる複数の関係者は「民意調査が示す通り、民進党支持者の投票意欲は高くない。それが今回の選挙で最大の課題だ」と指摘した。