ニュース 社会 作成日:2018年10月1日_記事番号:T00079561
台南市の成功大学医学院附設医院(成大医院)の手術室で28日、心臓外科の体外循環技術認定士の林光宇容疑者(42)が、手術中に隠し持っていた刃物で女性看護師(53)の胸部や腹部を5回にわたり刺す傷害事件が起きた。看護師は手術を受け、命に別条はないという。制止しようとした女性医師も左手に負傷した。29日付聯合報などが伝えた。
林容疑者は事件後、徒歩で病院から警察に赴き自首した。一流名門医大で起きたありえない事件に、社会に衝撃が広がった(28日=中央社)
林容疑者は犯行後、「いじめを終わらせた」などとインターネット上に書き込んだ後、警察に自首した。犯行当時は患者が手術を受ける直前で、患者は犯行の一部始終を目撃していた。
調べによると、林容疑者と看護師は同じ体外式膜型人工肺の担当だった。林容疑者は台北市の台北栄民総医院への採用が決まったにもかかわらず、上司が退職を認めず、転職の機会を逸したことを恨んでいたほか、シフトの組み方をめぐり、看護師としばしば口論していたという。犯行前日に看護師が他人の面前で林容疑者を非難したことで、林容疑者が逆上したとの証言もあるという。
成大医院の広報担当者は「院内に職場のいじめ行為はないが、同僚間の雰囲気が悪くなり、事件が起きた。人間関係は個人の感情であって、病院側としてコメントする立場にない」と話した。
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