ニュース 電子 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079582
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)が第5世代移動通信規格(5G)への取り組みを加速している。5Gの技術標準制定に向けた提案参加は第4世代(4G)開発時に比べ5倍に上り、提案の審査通過率は世界3位、5Gの技術規格全体への貢献度は世界15位に付けた。2日付経済日報が伝えた。
メディアテックは今後、商品化を急ぎ、5G導入に向けた商機を先取りするほか、特許ライセンス料収入にも期待を寄せている。
蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長はこのほど、英国とフィンランドの研究開発(R&D)拠点を訪れ、開発の進展状況を直接視察した。現在の計画では、来年上半期に5Gモデムチップ「M70」を発表し、下半期にも出荷を開始することになっている。5GのSoC(システム・オン・チップ)は、技術標準の制定や実用化環境の進展にもよるが、2020年以降、徐々に業績に貢献する見通しだ。
証券業界はメディアテックが現在、中国のスマートフォン市場の成長鈍化やクアルコムとの価格競争のあおりを受け、転換期を迎えているした上で、中長期的には5G、モノのインターネット(IoT)、コネクテッドカー、ASIC(特定用途向けIC)などで勢いを取り戻すと予想している。
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