ニュース 電子 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079583
日本電産は1日、台湾の放熱モジュール最大手、超衆科技(CCI)の発行済み株式総数の48%を対象に、1株108台湾元、最高44億7,600万元(約167億円)で公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け期間は10月3日から11月21日まで。株式譲渡実行予定日は11月30日。経済日報電子版によると、CCIの1日の終値は93.9元で、プレミアムは15%となる。
日本電産はTOBの実施理由について、CCIはIT(情報技術)・通信機器市場向けの放熱モジュール製品に強く、協業を通じてサーマルマネジメント技術と製品開発力を向上させ、モーター製品を組み合わせた放熱ソリューションを幅広い市場の顧客に提案していくことが目標と説明した。業界関係者は、日本電産はCCIの顧客で関係が深く、今回のTOBは敵対的買収ではないと指摘した。
TOBが成功した場合、日本電産はCCIに少なくとも董事1人を派遣するとみられる。なお、台湾の放熱モジュール業者に対する出資案件としては近年で最大規模となる。
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