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LGDも液晶事業縮小、台湾勢に転注期待


ニュース 電子 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079584

LGDも液晶事業縮小、台湾勢に転注期待

 韓国の液晶パネル大手、LGディスプレイ(LGD)は不振続きのLCD(液晶ディスプレイ)事業を縮小し、有機EL(OLED)事業に注力するため、今月から従業員の65%を対象とした人員削減を行う。サムスン電子もLCD事業を縮小しており、大型LCD市場で台湾の友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)への転注が期待できる。2日付経済日報が報じた。

 市場調査会社IHSマークイットの統計によると、2017年の大型パネル市場で韓国勢の出荷面積シェアは41.4%で首位、出荷枚数シェアは31.3%で台湾勢の34.9%に次ぐ2位だった。

 業界関係者は、サムスンとLGDのLCD事業縮小によって、汎用(はんよう)品市場は中国メーカーが優勢となるが、技術面で強みを持つAUOとイノラックスはハイエンド、特殊用途向け製品市場で優位に立てると指摘した。