ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CPCとパナソニック、スマートエネルギーで提携


ニュース その他製造 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079594

CPCとパナソニック、スマートエネルギーで提携

 台湾中油(CPC)と台湾松下電器(パナソニック台湾)は1日、スマートグリーンエネルギーの推進で協力することで提携覚書(MOU)を結んだ。スマートシティーに供給するエネルギーの管理・応用の発展を目指し「スマートエネルギー統合研究センター」を共同で立ち上げる。2日付経済日報などが報じた。

/date/2018/10/02/06cpc_2.jpg林淵伝パナソニック台湾総経理(左)と畢淑蒨CPC副総経理(右)がMOUを取り交わした(CPCリリースより)

 パナソニックは神奈川県藤沢市のスマートタウンプロジェクトに主要パートナーとして参画しており、CPCは同社の実績を参考に彰化県でスマートコミュニティーのマイクログリッドの整備に取り組む。両社の提携期間は3年だ。

 パナソニックは電気自動車(EV)用リチウムイオン電池大手。戴謙CPC董事長は「将来はグリーンバッテリー分野で提携する可能性もある。パナソニック側とはその話もした」と明らかにした。

 EVが将来、ガソリン車と交代する流れの中、CPCは台湾全土の約2,000カ所のガソリンスタンド(GS)をEVバッテリーの交換ステーションへと転換を進め、自社ブランドのEVバッテリーを供給する計画だ。今年6月にはTDK、碩城科技(エターナジー)と電動バイク用バッテリー開発の合弁会社を設立することでMOUを結んでいる。