ニュース 建設 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079596
6直轄市の9月の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)は1万7,040件で、前月比2.5%増、前年同月比0.8%減だった。1~9月累計では15万6,714件で前年同期比4%増だった。2日付工商時報が報じた。
9月の建物売買移転件数を各市別に見ると、台北市が2,179件(前月比11.2%増、前年同月比11.9%増)と2桁成長を記録した以外は、前月比、前年同月比とも1桁の増減にとどまった。
これについて全国不動産企画研究室の張瀞勻主任は、米中貿易摩擦が激化する中、台湾では今後、金融商品相場の大きな変動が予想されるほか、台北市の住宅価格は既に調整による下落を経たため、市場の変化に敏感な投資家が台北市で買いに動いたと説明。また、台北市は中正区の「潤泰新双子星」や「正隆天第」といった新築マンションで物件の引き渡しが行われたことも移転件数が伸びた要因と指摘した。
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