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中華電信のモバイル決済、「Hamiペイ」として強化


ニュース 金融 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079600

中華電信のモバイル決済、「Hamiペイ」として強化

 通信キャリア最大手の中華電信は1日、モバイル決済アプリ「Hami Wallet」の名称を「Hamiペイ」に変更した上で、提携クレジットカードブランドにビザ(VISA)を加えてマスターカードとの2社とし、提携銀行にも▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽聯邦商業銀行(ユニオン・バンク・オブ・タイワン)──の4行を加えると発表した。2日付工商時報が報じた。

 中華電信は同日より、関連サービスの利用に対して発行する「Hamiポイント」について、直営ショップで1ポイント=1台湾元(約3.7円)換算で使用できるようにした。

 中華電信は、携帯電話ユーザー1,100万件を抱えており、年内にHamiペイのユーザー数を200万件まで増やす目標だ。

 台湾のモバイル決済サービス市場では現在、1,900万件のアクティブユーザーを抱える無料通信アプリ「LINE(ライン)」が展開する「LINE Pay(ラインペイ)」がユーザー300万件と、高い人気を誇る。