ニュース 金融 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079601
台湾の中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)と中国家電販売大手の国美電器、中国福建省の廈門金円投資集団が合弁で設立した消費者金融会社「廈門金美信消費金融」がこのほど、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)アモイ監管局の営業認可を受け、10月末にも営業を開始する見通しとなった。中台合弁による初の消費者金融会社となる。2日付工商時報が伝えた。
金美信の李章偉総経理は「実店舗を持たず、全面的にフィンテックで個人向けの消費者金融業務を展開する。申請から信用調査、融資の承認と実行まで全てアプリ上で完了する」と説明した。
これに先立ち、金美信は4月27日に設立認可を取得し、営業開始に向けた準備を進めてきた。同社は中国で23社目の消費者金融会社となる。
李総経理は「中国の消費者金融会社の収益の伸びは急速で、2~3年で利益を計上できるのではないか」との見方を示した。
台湾の金融機関による中国での消費者金融会社設立の動きとしては、凱基商業銀行(KGIバンク)が江蘇銀行系列の消費者金融会社に出資を決めたほか、王道商業銀行(オーバンク)は中国光大銀行と合弁で「光大消費金融」の設立を申請中だ。
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