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記事番号:T00079609
2018年10月3日15:54
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三井アウトレット台南、22年オープンへ

 三井不動産は2日、三井アウトレットパーク台南(仮称)を2022年、台湾高速鉄路(高鉄)台南駅前にオープンする予定と発表した。開業当初のテナント約160店舗、25年に約220店舗と、台南初、台南最大級のアウトレットモールとなる見通しだ。3日付工商時報によると、年間売上高目標は60億台湾元(約220億)。三井アウトレットパークは台湾3店目となり、北部・中部・南部の三大都市圏全てを網羅する。

/date/2018/10/03/00top_2.jpg三井アウトレットパーク台南の完成予想図(同社リリースより)

 三井不動産は2日、交通部鉄道局と開発契約を締結した。20年に着工、22年に第1期開業、25年に第2期開業を予定する。建物は地上4階建てで、第2期完成後の店舗面積は合計4万5,000平方メートル。経済日報によると、投資額は30億元以上だ。

 同社は台南への出店理由について、三大都市圏に出店するため、人口が640万人と厚い南部をかねてから考えており、中でも台南は年間延べ2,000万人を超える観光客も訪れると説明した。

/date/2018/10/03/00map_2.jpg三井アウトレットパーク台南から車で1時間以内の距離に約600万人が住んでいる(同社リリースより)

 計画地は台南市の中心部から離れているものの、高鉄台南駅、台湾鉄路(台鉄)沙崙駅に近接し、高速道路のインターチェンジからのアクセスも良いため、高鉄利用の観光客や車での来店が期待できる。高鉄台南駅の年間利用者は約800万人。また、エコ産業の集積地として整備する沙崙智慧緑能科学城(サルン・スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)計画の中心に位置し、周辺でコンベンションセンターや研究所の開発が進められている。

台南ご当地グルメも

 三井アウトレットパーク台南は、ファッション、スポーツブランドの他、日系飲食店だけでなく、台南のご当地グルメを堪能できる飲食ゾーンや、エンターテインメント施設を導入し、1日中楽しめる商業施設を目指す。同社によると、エンターテインメント施設の詳細は検討中だ。

 同社広報は、台湾ではアウトレットモールの認知度がまだ低いが、台南への出店で認知度向上が期待できると説明した。

 南部には、アジア最大規模をうたい10年12月にオープンした義大世界購物広場(E-DAアウトレットモール、高雄市)がある。入居テナントは約700ブランド。

4店舗で250億元へ

 工商時報によると、16年1月に開業した三井アウトレットパーク台湾林口(新北市林口区)は年間売上高60億~65億元。今年12月12日にオープンする予定の三井アウトレットパーク台中港は、年間売上高目標50億元以上とみられる。

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 この他、21年にはショッピングセンター(SC)の「三井ショッピングパークららぽーと台湾南港(仮称)」を台北市南港区で開業予定で、年間売上高70億~80億元とみられている。

 これら4店舗がオープンすれば、売上高規模は240億~255億元に上る計算だ。

【表】

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