ニュース 電子 作成日:2018年10月3日_記事番号:T00079613
アップルが10月26日に発売する6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載のスマートフォン新機種「iPhone XR(テン・アール)」について、台風などの影響により、ジャパンディスプレイ(JDI)の液晶パネルの出荷、輸送に影響が出ており、同機種を組み立てる和碩聯合科技(ペガトロン)と鴻海精密工業の第4四半期利益への悪影響が懸念されている。3日付自由時報が報じた。
ペガトロンはiPhone XRの大半を受注したとされる。同社は前回の業績説明会で、重要部品が遅延なく納品されるかどうかによって、組立工場の生産性が変わってくると説明していた。証券会社は、ペガトロンの工場は現在、生産ペースを落としていると指摘した。
一方、外電の報道によると、鴻海は中国・鄭州工場(河南省)の生産ラインの多くをiPhone XRに充てており、1時間当たりの生産台数は約600台、歩留まり率は90%以上とされる。
市場では当初、iPhone XRの下半期出荷台数は4,000万台、iPhone新3機種合計で7,300万~8,500万台に達すると予測されていた。
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