ニュース 金融 作成日:2018年10月3日_記事番号:T00079625
金融監督管理委員会(金管会)は2日、遠東国際商業銀行(ファーイースタン・インターナショナル・バンク)による、シンガポール事務所とホーチミン市事務所の現地当局への新設申請を認可した。台湾の銀行は現在12行が事務所9カ所、支店12店、子銀行1行を設置しているが、このところ拠点新設に対する現地の認可が滞っている。3日付経済日報が報じた。
ベトナム当局による認可待ちは、9行10支店に及ぶ。▽華南商業銀行▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)▽台湾銀行▽彰化商業銀行▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)──の5行はハノイ支店設置を申請中だ。また、合作金庫商業銀行(TCB)と国泰世華銀はホーチミン市支店を、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)はハイズオン支店を、台新国際商業銀行はロンアン支店を、台湾新光商業銀行はビンズオン支店をそれぞれ申請している。
このうち中信銀は、認可待ちが既に13年に及んでいる。台湾の銀行による最も新しい拠点設置は、14年の永豊商業銀行(バンク・シノパック)によるハノイ支店にさかのぼる。
金管会銀行局の荘琇媛副局長は、現地認可の遅れについて、ハノイ、ホーチミン市で外資系銀行が既に飽和状態に達したと判断されているためではないかと指摘した。
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