ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

DHLの桃園輸送センター、拡張に10億元


ニュース 運輸 作成日:2018年10月3日_記事番号:T00079627

DHLの桃園輸送センター、拡張に10億元

 国際物流大手のDHLは2日、桃園国際空港の輸送センター拡張に10億台湾元(約37億円)を投資することで桃園市政府と提携覚書(MOU)を結んだ。3日付工商時報などが報じた。

/date/2018/10/03/13dhl_2.jpg鄭市長(左)と洋基通運(DHLエクスプレス台湾)の黄湧君総経理(右)。DHLは2~3年以内の拡張完了を見込む(桃園市政府リリースより)

 DHLの桃園空港輸送センターは面積約4,000坪で、台湾全土に9,000カ所の集荷拠点を持つ。台湾専用の輸送機は2機で、年間の取扱貨物は数百万件に上る。

 鄭文燦桃園市長は、桃園空港の周辺での用地取得に協力すると表明した。空港周辺の再開発プロジェクト「桃園航空城」では、北側に120ヘクタールの第2自由貿易エリアを、南側に300ヘクタールの産業エリアを増設する計画で、物流・航空企業の進出に適していると説明した。

 鄭市長はまた、桃園空港の年間貨物取扱量は前年比8%増の225万トンで世界6位、桃園航空城計画の完成によって世界5位に上昇すると語った。