ニュース 公益 作成日:2018年10月3日_記事番号:T00079629
鉄骨構造エンジニアリングの世紀鋼鉄結構(センチュリー・アイロン&スチール・インダストリアル)は2日、デンマークのコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)が彰化県沖に計画する洋上風力発電所の海底基礎構造物60基以上を生産する契約を締結した。契約額は165億台湾元(約610億円)で、台湾の洋上風力発電関連で過去最高だ。3日付工商時報が報じた。
世紀鋼鉄結構の頼文祥董事長(左)とCIP台湾地区のジェスパー・ホルストCEOが、陳建仁副総統(中)を証人に迎えて契約を締結した(2日=中央社)
CIPは彰化県沖の彰芳と西島で総発電容量600メガワット(MW)の洋上風力発電所を計画している。2021年に彰芳で100MWが稼働、23年に残り452MWが、24年に西島で48MWが稼働予定だ。
世紀鋼鉄結構はまた、台北港の16ヘクタールの用地で海底基礎構造物の工場建設を進めており、19年第3四半期に第1期の試験生産、20年に量産を開始する予定だ。年産能力は50基を計画。別の16ヘクタールの用地では海底基礎構造物の保管エリアも計画している。総投資額は50億元。
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