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APEC首脳会議、台湾代表に張忠謀氏


ニュース 政治 作成日:2018年10月3日_記事番号:T00079630

APEC首脳会議、台湾代表に張忠謀氏

 蔡英文総統は3日、11月にパプアニューギニアで行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏を台湾代表として派遣すると発表した。自由時報電子版が同日伝えた。

/date/2018/10/03/17apec_2.jpg張氏(左)に対し蔡総統(右)は、参加国と経済分野で提携機会を探るとともに、台湾のデジタル技術の宣伝に努めてほしいと述べた(3日=中央社)

 蔡総統は「張氏は唯一の人選であり、台湾各界が受け入れられる共通認識だ」と述べた。

 APEC首脳会議への出席者をめぐっては、過去2年間、台湾代表を務めた宋楚瑜・親民党主席が固辞したことから、新たな人選が進められていた。張氏は政治的な敏感度が低く、中国にも受け入れられやすいといった理由で有力候補としてささやかれていた。

 張氏は今年6月にTSMC董事長を退任。豊富な国際経験を買われ、これまでにも総統特使を務めたことがあり、陳水扁政権下の2006年にはベトナムで開かれたAPEC首脳会議に出席した。