ニュース 電子 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079636
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は3日、顧客とIC設計などで全面的な提携を進めるオープン・イノベーション・プラットフォーム(OIP)に関するフォーラムを米国で開催。OIPを通じて仮想開発環境(VDE)を提供し、顧客のクラウドコンピューティングを活用したIC設計を支援すると表明した。4日付工商時報が報じた。
TSMCによると、同社がOIP上で提供するVDE(OIP VDE)は、顧客がクラウドを通じてTSMCの設計インフラを柔軟に活用し、安全にIC設計を進めることを支援するもので、同プラットフォームのパートナーや先進的なクラウドサービス業者との協力によって実現したという。
またTSMCはこの日、同社OIP内にクラウド・アライアンスを立ち上げると発表。初期メンバーとしてアマゾン・ドット・コム傘下で企業向けにIT(情報技術)インフラサービスを提供するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、電子設計自動化(EDA)ツール大手の米ケイデンス・デザイン・システムズ、マイクロソフト・アジュール、半導体設計・IP(知的財産)企業のシノプシスが加わると明らかにした。
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