ニュース 電子 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079637
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は3日、南部科学工業園区(南科)高雄園区(高雄市路竹区)で12インチウエハー工場を着工した。2021年に25ナノメートル製造プロセスによる生産を開始する予定。投資額は3,350億台湾元(約1兆2,400億円)で、高雄市での投資案件として過去最大だ。4日付自由時報などが報じた。
ウィンボンドの12インチ工場稼働後、2,500人以上の雇用創出が見込まれる(3日=中央社)
同工場の敷地面積は25ヘクタール。ウィンボンド2基目の12インチ工場となる。▽モノのインターネット(IoT)▽スマートシステム▽産業自動化──向けなどの特殊用途DRAMを生産する予定だ。
台湾では今年、半導体大手による工場着工、稼働が相次いでいる。ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は1月、南科で5ナノプロセスの新工場に着工した。半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界2位、米アムコア・テクノロジーは先月、新竹科学工業園区(竹科)龍潭園区(桃園市)に新設した工場が稼働した。世界4位の力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)も先月、竹科で世界初のファンアウト・パネルレベルパッケージング(FOPLP)の量産拠点となる新工場を着工した。
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