ニュース 電子 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079638
鴻海精密工業傘下のシャープが3日、自社製の有機EL(OLED)パネル搭載のスマートフォンを発表したことを受け、市場では、2019~20年にもアップルのiPhone向け有機ELパネルを受注するとの見方が出ている。4日付経済日報が報じた。
シャープの有機EL搭載「アクオス・ゼロ」は台湾で早ければ年末に発売される見通しだ(シャープリリースより)
iPhoneのパネルはこれまで、サムスンディスプレイ(SDC)、LGディスプレイ(LGD)、ジャパンディスプレイ(JDI)などが提供していた。アップルは昨年のiPhoneX(テン)から有機ELパネルを搭載している。アップルはシャープがパネル調達先に加われば、スマホの競合でもあるサムスンからのパネル調達を削減できる。
一方、鴻海傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)はゼネラルモーターズ(GM)から20億米ドル受注するなど、車載用パネルなどを強化しており、シャープとすみ分けを図っている。
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