ニュース 電子 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079639
アップルのスマートフォン「iPhone」は、和碩聯合科技(ペガトロン)傘下の昌碩科技(上海)が50%を生産している。4日付経済日報が報じた。
iPhoneの大部分は中国で生産されており、従来その多くを鴻海科技集団(フォックスコン)が担ってきた。しかし、アップルは2014年より、サプライヤー分散戦略により、ペガトロンが04年に上海市浦東新区に設立した昌碩科技(上海)に対し、iPhone生産の30%を委託。昌碩科技(上海)はその後も受注比率を拡大し、鴻海と50%ずつ分け合うまでになった。
ペガトロンが上海での工場設置にこだわった理由は、上海浦東国際空港から直線距離で十数キロメートルに位置し、部品の輸送や製品の出荷において利便性が高いからとみられている。
ペガトロンは地価が高騰した上海で、サッカー場300面に相当する3,200畝(約210ヘクタール)の工場用地を取得し、昌碩科技(上海)は現在10万人を超える従業員を雇用している。
一方、台湾のOEM(相手先ブランドによる生産)は1980年代から90年代にかけて、上海に加工工場を設置したが、00年以降に相次いで撤退。台湾メーカーの集積地は江蘇省昆山に移行している。
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