ニュース 電子 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079641
通信キャリア最大手の中華電信は3日、通信設備大手のエリクソンと共同で台湾初となる3GPP(サード・ジェネレーション・パートナーシップ・プロジェクト)規格「5G NR」に準拠した第5世代移動通信システム(5G)によるネットワーク接続の実証実験に成功したと発表。単一ユーザーの下り通信速度は1.5ギガビット毎秒(Gbps)に達し、台湾5G産業の発展にとって重要なマイルストーンとなる。4日付工商時報が報じた。
中華電信はエリクソンとの提携による今回の5G接続成功について、台湾の5G技術が世界と同時に実践段階に入ったことを意味すると強調した。
同社は今後、台湾で5G産業網の形成に取り組み、2020年の5Gサービス商用化を視野に、5G実験ネットワークを開放して、パートナー企業と製品テストや応用サービスの開発を進めていきたい考えだ。
なお同社は、年末に台北流行音楽中心(タイペイ・ミュージックセンター)で5G通信を活用した拡張現実(AR)/バーチャルリアリティー(VR)関連のテストを、来年には台北市信義区で4K/8Kのパノラマ映像に関するテストを実施する予定だ。
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