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鹿港の三輪自転車タクシー、合法車両でサービス開始


ニュース 運輸 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079651

鹿港の三輪自転車タクシー、合法車両でサービス開始

 清朝時代の古い町並みが残る観光地、彰化県鹿港鎮では3日より、彰化県から許可を受けた三輪自転車タイプの観光タクシーによるサービスが始まった。4日付自由時報が報じた。

/date/2018/10/04/13cycle_2.jpgレトロな雰囲気の三輪自転車は、観光客が観光地巡りをするのに人気の乗り物となっている(彰化県政府リリースより)

 鹿港では17年ほど前から三輪自転車タイプの観光タクシーが登場し、多くの観光客に重宝されてきた。しかし近年、電動化が進むに伴い、違法として罰則を受けるケースが相次いでいた。このため彰化県では管理規定の策定を進め、3日より許可を受けた車両によるサービスが始まった。

 彰化県の規定によると、三輪自転車タイプの観光タクシーは「人力主体で電力を補助」とし、最高時速25キロメートル以下のものと定義された。走行範囲は主に文開書院・龍山寺~天后宮まで、復興南路~自由路までとなる。

 一方、人気スポットで歩行者の多い「鹿港老街」(瑶林街と埔頭街)と後車巷、および幅2メートル未満の道路は通行が禁じられる。また、駐停車は指定された地点でのみ認められる。

 許可を受けるには車両規格や安全装備に関する検査に合格し、保険に加入する必要がある。これまでに63台が検査に合格したという。