ニュース 公益 作成日:2018年10月4日_記事番号:T00079654
洋上風力発電(オフショア風力発電)機の材料メーカー、上緯企業(SWANCOR)の持ち株会社、上緯国際投資控股(上緯投控)は3日、独シーメンス傘下のシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)と、風力発電機のプロペラブレード用樹脂の供給契約を結んだ。今週から出荷を開始する。4日付工商時報などが報じた。
蔡朝陽上緯投控董事長(左)とナウエンSGRE風力発電事業部CEO(右)が契約書を交わした(同社リリースより)
SGREは上緯投控などが苗栗県沖で進める洋上風力発電計画「海洋風電(フォルモサ1)」の第2期開発向けで6メガワット(MW)発電機20基、独wpdが雲林県沖で進める洋上風力発電計画「允能」向けに8MW発電機80基を受注している。フォルモサ1は2019年末の、允能は21年の設置完了を予定する。
上緯投控は07年より風力発電機のプロペラ用樹脂の生産を開始し、昨年8月までに15万トン以上を出荷、プロペラ3万8,000枚の材料となり、発電容量で30ギガワット(GW)以上の風力発電機に供給された。
台湾の風力発電市場は25年段階で設備容量が5.5GWに達する見通しで、プロペラ用樹脂は2万2,000~2万6,000トンが必要となる。
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