ニュース

記事番号:T00079659
2018年10月5日15:38

 百貨店最大手、新光三越百貨は4日、周年慶(創業祭)セールをスタートした。百貨店景気を占う指標とされる台北南西店(台北市中山区)は、初日の売上高が4億8,000万台湾元(約17億7,000万円)と前年同期比2%増加、延べ10万人以上が来店し、過去3年で最も盛況だった。米中貿易戦争などで景気減速が懸念される中、個人消費の堅調さがうかがえた。5日付経済日報などが報じた。

/date/2018/10/05/00top_2.jpg新光三越台北南西店は周年慶セール初日の午前7時から列ができ、午前11時の開店と同時に約1,000人が入店した(4日=中央社)

 新光三越の台北南西店は、今年5月に2号館が閉店し、1号館と3号館の計2館に減少したものの、初日売上高が同社の従来予測を上回った。なお、1号館に隣接する旧2号館の建物では9月下旬、誠品(エスライト)グループの商業施設「誠品生活南西」がオープンしている。

 新光三越の呉昕陽執行副総経理は台北南西店の好調について、大規模改装、新ブランド入居、飲食店の強化が理由と分析した。台北南西店は、1991年の開店以来で最大規模の改装が9月末に完了し、107の新ブランドが加わった。3号館には、台湾初出店10ブランドを含む22の飲食ブランドが入居した。

iPhone XS大行列

 台北南西店の周年慶セール期間(21日まで)の売上高目標は20億5,000万元で、初日だけで23.4%を達成した。

 周年慶セールの主力商品である化粧品は、特価セットを過去最多の80万組準備した他、購入総額2,000元で200元還元キャンペーンなどを行っている。シャネルのクリーム、ディオールのコスメなどが人気で、6,000~1万元の高級スキンケア商品がよく売れた。

 全館では5,000元購入で500元還元している。初日が涼しかったことから冬物衣料や寝具がよく売れた他、ダイソンの暖房・涼風機能搭載の空気清浄機能付きファンヒーターの限定60台が開店後すぐ売り切れた。

 スマートフォン新機種「iPhone XS(テン・エス)」「iPhone XS Max(テン・エス・マックス)」を求め、台北南西店1階にあるアップル製品販売の「iStore」では行列が一時、3階まで続いた。

 新光三越は同日、▽台中中港店▽桃園站前店▽嘉義垂楊店▽台南中山店▽高雄三多店──でも周年慶セールをスタートした。台北南西店を合わせた6店の初日の売上高は合計14億9,000万元と、前年同期比約2%増加した。来店客は延べ22万人に上った。周年慶セール期間中の目標売上高は、6店合計で約75億元。

/date/2018/10/05/top_2.jpg

ユニスタイル台北店も開始

 この他、統一時代百貨(ユニスタイル)台北店(信義区)も同日、周年慶セールをスタートした。初日の売上高は前年同期比約2%増で、来店客は延べ8万人以上だった。期間は28日まで。

 ショッピングセンター(SC)大手、微風広場(ブリーズセンター)の本店も周年慶セールを開催中だ。全店の期間中売上高は3%成長を目指す。

【表】

ニュース記事検索