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車載用MOSFET、ファウンドリーなどが強化


ニュース 電子 作成日:2018年10月5日_記事番号:T00079660

車載用MOSFET、ファウンドリーなどが強化

 大手IDM(垂直統合型の半導体メーカー)が自動車向けの高圧MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)に注力し、外部への生産委託を拡大する中、台湾のファウンドリー、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業者、ウエハー薄化加工の受託業者などが車載用MOSFET事業を強化している。5日付電子時報が報じた。

 台湾ではファウンドリーの世界先進積体電路(VIS)、漢磊先進投資控股(エピシル・ホールディング)、台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)、半導体封止・検査の捷敏(GEMサービシズ)、菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)、ウエハー薄化を手掛ける昇陽国際半導体(フェニックス・シリコン・インターナショナル)、MOSFET後工程向けのサービスに参入したエレクトロニクス検査・認証サービスの宜特科技(iST)などが車載用MOSFET事業を強化している。

 また、大手IDMが車載用の高圧MOSFETに注力しているため、中圧・低圧MOSFETが供給不足となっており、転注で台湾のMOSFETメーカーが恩恵を受けている。