ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月5日_記事番号:T00079667
バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)は4日、パリで同社初となる業務用電動バイクソリューション「ionex(アイオネックス)コマーシャル」を発表した。石油会社、物流・小売会社、バイクシェアリング、政府機関をターゲットに、電動バイクのワンストップソリューションを提供する。5日付工商時報が報じた。
「アイオネックス・コマーシャル」の発表は多くの現地メディア、業者の関心を集めた。キムコが最近1年間に発表したEV新車は6車種で、同業他社を大きく上回るペースだ(キムコリリースより)
発表会に出席したキムコの柯勝峯董事長は、世界で利用されるバイク1億5,000万台のうち業務用車両は500万台で、比率は高くないが、平均走行距離は一般車両の7倍に達し、メンテナンス頻度も2倍に上るほか、エネルギー消費量も全体の20%を占めると指摘。企業の電動バイク需要は非常に高いとの見方を示した。
柯董事長はアイオネックス・コマーシャルについて、既に多くの海外企業や政府機関と商談を進めており、12日に台湾で詳細を明らかにすると表明した。観測によると、インドや中国の企業と最終交渉に入っており、近く契約が成立するとみられる。
なおキムコは同日、欧州向け電動バイクの新型車▽Aglity EV▽Aglity Carry EV▽Tube EV▽Like EV▽Nice EV──の5モデルを一挙に発表した。
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