ニュース その他製造 作成日:2018年10月5日_記事番号:T00079670
ガラス加工メーカー、正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)の戦略提携パートナーの調光ガラスメーカー、米キネストラル・テクノロジーズがGテックの苗栗工場を利用して設置した生産ラインがこのほど正式に稼働し、電流で色を変化させる新製品「ヘイリオ」の生産を開始した。年産能力は20万平方メートル。Gテックは薄膜コーティングや貼り合わせなどの加工業務を手掛け、共同で建築用ガラス市場の開拓を進める。5日付工商時報が報じた。
キネストラルにとって初の台湾生産拠点である同工場では、同社の特許技術を利用して3×1.5メートルサイズの調光ガラスを生産し、Gテックによる加工を終えた後、米国、欧州、アジア太平洋地域の製造センターへ輸送、「ヘイリオ」完成品に組み立ててから出荷する。
なお調光ガラスは現在、一般のガラスに比べ価格が3倍となっているため、キネストラルは今後苗栗工場の生産量を拡大し、歩留まりを上げることで価格差を縮めたいと考えている。2019年末には年産能力を現在の2倍に当たる40万平方メートルまで増強する計画だ。
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