ニュース 建設 作成日:2018年10月5日_記事番号:T00079673
住宅専門誌「住展雑誌」が4日発表した9月の住宅景気指数「住展風向球」は31.2ポイントで、前月比0.3ポイント上昇したものの、景気信号は2カ月連続で「青(谷底後退)」だった。住展の何世昌企研室経理は、住宅取引が控えられる旧暦7月の「鬼月」(2018年は8月11日~9月9日)は終わったが、11月末の統一地方選挙前の模様眺めムードや、新規プロジェクト価格の高騰で依然買い控えが続いていると指摘した。5日付工商時報が報じた。
住展風向球を構成する6項目のうち、「広告量」は4.48ポイントと前月比0.6ポイント上昇し、今年最高を記録した。不動産業界のキャンペーン期間「928檔期(9月中旬~10月末)」などに向け、不動産業者が広告を増やしたためだ。
一方、「物件見学者数」は4.62ポイントで、前月比0.38ポイント下落した。何企研室経理は9月の物件見学者数は前月から1割減少し、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)で特に顕著だったと説明した。
▽前売り物件の販売▽完成済み物件の販売▽成約件数▽価格交渉──の4項目の指数は前月から変化がなかった。
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