ニュース 電子 作成日:2018年10月8日_記事番号:T00079694
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は、複数の顧客からの受注減少が続いており、10月売上高が初めて前月比で減少するとの見通しを示した。需要期の10月に前月比および前年同月比で売上高が減少した場合、同社にとって初のケースになるとみられる。市場では、顧客のOPPO広東移動通信や維沃移動通信(vivo)など、中国スマホブランドの新機種の売れ行き不振が原因と指摘されている。6日付工商時報などが報じた。
OPPOの新型スマホ「R17」は、指紋認証機能の不具合で修理や返品が相次いでおり、9月と10月の単月出荷量は150万台と、従来計画の250万台を大幅に下回ると予測されている。
ラーガンが5日発表した9月連結売上高は55億1,800万台湾元(約203億円)で、前月比0.2%増、前年同月比1.38%増だった。同社は9月下旬に、受注減で減収となる可能性があると説明していた。
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