ニュース 電子 作成日:2018年10月8日_記事番号:T00079696
6日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、米国の特許管理会社、モーティバ・パテンツが、宏達国際電子(HTC)が同社の管理するバーチャルリアリティー(VR)関連の特許5項目を侵害したとしてテキサス州東部地区連邦地方裁判所に提訴したことが明らかとなった。これについてHTCは5日、「既に司法手続きに入っているためコメントできない」と表明した。
モーティバ社はHTCのVR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「Vive」や「Vive Pro」が、ゲームやオーディオ・ビジュアル(AV)、ユーザーの位置追跡などに関する特許技術を侵害したと指摘しているとされる。
HTCが5日発表した9月売上高は前月比9.6%減、前年同月比80.7%減の12億6,000万台湾元(約46億3,500万円)で上場以来の最低を記録した。今年1~9月売上高も196億元で前年同期比57.7%の大幅減だった。
同社はスマートフォン市場でのシェアが急速に縮小する中、VR事業に注力しているが、同事業の規模や売上高構成比は依然小さく、業績悪化を食い止めるには至っていない。
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