ニュース 石油・化学 作成日:2018年10月8日_記事番号:T00079699
経済部は7日、燃料価格の上昇が物価に影響を与えないよう、ガソリン・軽油価格を年内は据え置くことを決めた。8日付経済日報が伝えた。
台湾中油(CPC)は当初、原油価格に連動した値上げ分の一部を吸収し、8日から1リットル当たり0.5台湾元(約1.8円)の値上げを計画していたが、再検討の結果、年末までは価格を据え置くことを決めた。これにより、95無鉛ガソリンは31.5元、スーパーディーゼル(軽油)は28.2元と10月1日時点の水準に据え置かれた。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)も直ちに価格据え置きに同調したが、原油価格が大幅に上昇した場合には、値上げもあり得るとする条件を付けた。
経済部とCPCはあくまで政府の物価安定政策に歩調を合わせたと説明しているが、11月の統一地方選を控え、値上げは避けたいという思惑が働いたとみられる。
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