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パネル大手の7.5世代設備、輸送認可下りず困惑


ニュース 電子 作成日:2008年6月6日_記事番号:T00007970

パネル大手の7.5世代設備、輸送認可下りず困惑

 
 域内の大手パネルメーカー2社が日本から購入した7.5世代工場のパネル製造設備(500億台湾元相当)が、域内での輸送に許可が下りないため港湾に積まれたままの状態になっており、工場の建設スケジュールに深刻な影響が出ているという。6日付経済日報が報じた。

 パネルメーカーによると、設備の高さが公路法の通行許可上限の4.2メートルを超えているため、特別案件として申請を行ったものの、1年たっても交通部から連絡がない。このため、「杓子定規な公務員がパネル産業の発展を阻害している」と立腹している。 

 一方、交通部の担当者は、「運送するコンテナ車両の積載重量が不明で、過積載の懸念についてはっきりした説明がなかったため、メーカー側に関連資料を補足した上で再度申請するよう求めた」と語っており、両者の説明は食い違っている。

 この問題について陳晋源交通部公路総局長は、「交通への影響を回避するため、メーカー側は輸送時間、経路の詳細な計画を提出しなければならない。メーカー側が規定に沿って申請すれば、意図的に輸送を認めないようなことは絶対にない」とコメントした。