ニュース 運輸 作成日:2018年10月8日_記事番号:T00079704
麦寮工業区専用港(雲林県麦寮郷)で5日、欧州港湾協会(ESPO)が推進する「環境と共生する港湾(エコポート)」に関する認証の授与式が行われた。麦寮港は今年9月7日に、台湾およびアジアの工業港として初めてESPOのエコポート認証「PERS認証」を取得した。今後は高雄港や基隆港、台中港などの主要商業港も同認証を取得する方針だ。6日付工商時報が報じた。
エコポート認証の取得に当たり、大気汚染の改善策としては、高圧電気システムへの変更、船舶の港湾出入りの際の低硫黄燃料の使用などを推進した(5日=中央社)
麦寮港は1993年、台湾で唯一、30万トンクラスの石油タンカーが停泊可能な深水港として開設された。貨物取扱量は年間7,000万トンを超え、高雄港に次ぐ台湾2位だ。経済部工業局と麦寮工業区専用港管理公司は、14年より同港のエコポート化推進に取り組み、16年10月にPERS認証の取得に向けた申請を行っていた。
その後、港湾の大気・水質環境の改善、危険貨物やゴミの管理強化、周辺海域の生態系保護といった努力を進め、今回、英認証機関のロイド・レジスタークオリティ・アシュアランス(LRQA)より認定証が授与された。
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