ニュース 電子 作成日:2018年10月9日_記事番号:T00079716
台湾の積層セラミックコンデンサー(MLCC)メーカーは、米中貿易戦争の影響に加え、非需要期の第4四半期に入ったことを受け、汎用(はんよう)MLCCの需要が縮小し、供給不足が緩和するとみており、OEM(相手先ブランドによる生産)、EMS(電子機器受託生産サービス)メーカーなどの顧客と長期供給契約の締結を進めている。9日付電子時報が報じた。
国巨(ヤゲオ)を含む台湾のMLCCメーカーが長期契約の割合を高めているのは、スポット市場の価格変動に左右されにくくするためだ。
なお、MLCC最大手の村田製作所が来年3月に約7,000種類の汎用MLCCの供給を停止するといわれており、供給が月300億個不足すると予想され、価格上昇は当面続くとみられる。
この他、台湾のMLCCメーカーは汎用品の将来的な価格変動に備え、日本や韓国メーカーが注力する車載向け市場にも参入する構えだ。
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