ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月9日_記事番号:T00079725
パナソニック台湾の洪裕鈞董事長は、個人名義で設立した電気自動車(EV)の研究開発(R&D)を手掛ける行競科技(XING Mobility)について、EVの電池モジュールと動力システム10組を日本、中東、カナダで販売し、「クラス8」の大型トラックや3.5トンクラスの業務用車両など各種商用車でテストを進めた上で、来年下半期には大量生産に入るとの見通しを示した。さらに量産に向け、既に委託先メーカー1社と覚書(MOU)を交わしおり、年内に委託先を3社に増やす計画だ。9日付工商時報が報じた。
XINGはこれまでにレーシングカータイプのEV「Miss E」とスポーツカータイプの「Miss R」を開発。うち「Miss R」は年内にテストを終え、19台を販売する予定だ。価格は100万米ドルから。
ただ、これら車両について同社は「開発した電池モジュールと動力システムを搭載する道具にすぎず、当社の目的はEVを生産することではない」と説明。今後、電池モジュールと動力システムを量産し、世界の業務用EVメーカー向けに供給していく方針だ。
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