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ファミマがクリーンラベル、台湾小売業界で初導入


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月9日_記事番号:T00079728

ファミマがクリーンラベル、台湾小売業界で初導入

 コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は8日、川上~川下業者と協力し、添加物を使用しない、または使用を控えた商品であることなどを証明する「クリーンラベル」を台湾の小売業者として初めて導入すると発表した。年内に自社ブランド「ファミリーマート・コレクション(FMC)」で70品目以上をクリーンラベル商品とする方針だ。9日付経済日報が報じた。

 クリーンラベルとは、英国の小売業者が添加物の少ない食品を求める消費者の需要に応じて導入した自主管理体制から生まれた概念で、▽添加物を使用しない、または使用を控えた商品▽食材の構成が簡単▽加工工程が単純▽情報の透明化──を原則とする。

 認証機関の慈悦国際が今後、ファミリーマートの協力メーカー100社以上に対して審査を実施し、主要添加物8種(人工香料、人工色素、合成甘味料、防腐剤、漂白剤、保色剤、凝固剤、アルミニウム含有膨張剤)の不使用、遺伝子組み換え原料の不使用、法定基準以下の残留農薬の基準に合格した商品に対し「潔浄標章(クリーンラベル)」を表示する。また、上記基準に加え、台湾で認められる800種類の添加物のうち82種類しか使用していない商品に対し「双潔浄標章」を表示する。