ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

広達、医療電子市場に進出


ニュース 電子 作成日:2008年6月6日_記事番号:T00007973

広達、医療電子市場に進出

 
 ノート型パソコン(ノートPC)受託製造首位の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が推進している「医療級骨科診断装置(ADSI)技術計画」が5日、経済部からの補助金支給の認可を受けた。6日付経済日報が報じた。

 同技術は無輻射かつ低音響振動で大腿の骨密度を診断するもので、骨盤の関節の緩みなどの症状を把握できる。  

 ノートPCの売上比率が9割を超えている広達は新たな事業の核として、工業用コンピューターや医療電子分野への進出を模索している。医療電子では、趙永民資深副総経理をリーダーに、遠隔医療システムに利用する電子製品の研究開発(R&D)に取り組んでいる。

 医療関連調査会社のエスピコムによると、世界の医療機材の生産額は2010年段階で2,000億米ドル規模に達し、このうち医療電子製品は45%の900億米ドルに達する。現在、医療電子製品の最大の生産国は米国で、次いで日本、ドイツと続く。