ニュース 電子 作成日:2018年10月11日_記事番号:T00079752
科技部は2030年までに科技園区の新規の用地需要は約600ヘクタールに達すると予想しており、今後は大気汚染3級規制区域の開発を優先的に進める方針で、第1弾として新竹科学工業園区(竹科)宝山園区(新竹県宝山郷)を32ヘクタール拡張することを決定した。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が南部科学工業園区(南科)台南園区に3ナノメートル製造プロセス工場を建設後、台南園区では利用可能な土地がなくなるため、TSMCがさらに先端の製造プロセス工場を建設できるよう宝山園区を拡張するとみられる。11日付経済日報が報じた。
科技部の陳良基部長は、▽人工知能(AI)▽航空宇宙▽拡張現実(AR)/バーチャルリアリティー(VR)▽モノのインターネット(IoT)──など新興分野の発展を図るとともに、産業集積効果、科学園区の開発効果、企業の需要を考慮する必要があると説明した。
立法院は今年5月、科学園区設置管理条例を改正した。旧条例の「科学工業園区」の名称を「科学園区」に変更することで、ソフトウエア、ベンチャー企業が園区に進出しやすくなった。また、園区進出申請の審査では、研究、実験用の設備の保有の有無が重視されてきたが、条例から関連の文言を削除し、申請のハードルを下げた。
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