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全聯が双十節セール初実施、2時間で売上高2億元超


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月11日_記事番号:T00079764

全聯が双十節セール初実施、2時間で売上高2億元超

 スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)は双十節の10日、会員カード「福利卡」保有者を対象に、1,000台湾元(約3,600円)以上を購入すれば100元の現金ポイントを還元するキャンペーンを初めて実施した。開店後2時間で売上高は1億元を突破したという。11日付経済日報が報じた。

 全聯の蔡篤昌営運長は、同社では中元節(旧暦7月15日)向けセール期間の売れ行きが最も良いが、1日当たりの売上高が7億元を超えたことはないと説明。今回のキャンペーンでは1日当たりの売上高目標を10億元に設定し、来年の双十節にも規模を拡大してキャンペーンを実施する可能性があると表明した。

 蔡営運長によると、1日限りのキャンペーンを実施したのは業界で同社が初めて。同業にまねされないようキャンペーン内容を前々日まで公開しなかった他、正社員の日給を2倍に引き上げて総動員で臨んだ。

 蔡営運長は、全聯では現金払いの割合が75%に達するため、昨日だけで数億元分の小銭を用意したと説明。会計時の釣り銭をポイントとして福利卡に積み立てることができるサービスを11月に開始する他、来年はアプリによるモバイル決済サービスを実施すると明らかにした。