ニュース その他分野 作成日:2018年10月11日_記事番号:T00079769
国際通貨基金(IMF)は9日発表した世界経済見通しで、台湾の2018年域内総生産(GDP)成長率予測値を2.7%と、今年4月時点の1.9%から0.8ポイント引き上げた。上方修正はいわゆる「アジア四小龍」(台湾、韓国、香港、シンガポール)の中で唯一だ。また19年の成長率予測についても4月時点の2%から2.4%へ引き上げた。10日付工商時報が報じた。
なお、世界全体の18年および19年GDP成長率予測値は共に3.7%と、7月時点の予測から各0.2ポイントの下方修正となった。米中貿易摩擦の激化による影響、新興国市場の流動性縮小と資本流出といった問題が修正の要因だ。
特に米中貿易摩擦問題については来年さらに影響が深刻化するとみられ、米国の19年GDP成長率予測は2.5%、中国の同年予測も6.2%とそれぞれ従来より0.2ポイント引き下げた。
一方、ユーロ圏の今年のGDP成長率予測も2%と0.2ポイントの下方修正となった。輸出への依存度が高いドイツの製造業で受注と貿易規模が縮小していることが要因だ。
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