ニュース 社会 作成日:2018年10月11日_記事番号:T00079773
台中市警察局は9日、7~8月にコンピューターを使用して偽の統一発票(公式レシート)121万2,460枚を発行し、くじの当せん金212万1,200台湾元(約760万円)を不法に取得しようとした詐欺グループを摘発し、容疑者20人を逮捕した。レシートを印刷しない「無実体電子発票」の偽造でくじの当せん金を狙った事件の摘発は台湾で初めて。問題の当せん金は、事件性を疑った警察が容疑者の口座を凍結したため被害はなかった。10日付中国時報が報じた。
警察の調べによると、詐欺グループはコンピューターを使用して偽会社の名義で金額1元の無実体電子発票を連番発行し、データを20種類のデバイスに保存。くじの当選番号の発表後、当選金が自動的に容疑者らの口座に振り込まれた。
警察は、財政部中区国税局から、ある会社が金額1元の無実体電子発票を39万枚以上発行しているとの報告を受け、くじの当せん金を狙った詐欺の疑いで捜査を進めていた。
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