ニュース 電子 作成日:2018年10月12日_記事番号:T00079778
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)の第3四半期の連結売上高は前期比9.5%増、前年同期比6.7%増の55億2,000万台湾元(約200億円)で、過去最高を記録した。李金恭董事長は、▽スマートフォンなど消費者向け電子機器▽モノのインターネット(IoT)▽カーエレクトロニクス──など向け出荷がピークに入ったと説明した。12日付経済日報が報じた。
KYECの李金恭董事長(左)と協調融資の主幹事、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の張兆順董事長(右)が契約書を交換した(兆豊銀リリースより)
KYECは、今後の見通しをやや楽観視しており、特に▽第5世代移動通信(5G)▽人工知能(AI)▽カーエレクトロニクス▽IoT──などの新たな応用分野が成長をけん引すると説明した。
KYECは11月に東琳精密(ドーニング・リーディング・テクノロジー、DL)を合併する予定で、第4四半期も業績成長が期待できる。
KYECは11日、銀行17行と総額142億元の協調融資(シンジケートローン)契約を結んだと発表した。返済期間は5年。資金は主に運転資本と長期借入金負債の返済に充てる。
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