ニュース 電子 作成日:2018年10月12日_記事番号:T00079779
ガラス繊維織物(ガラスクロス)の富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)は、プリント基板(PCB)向けを含む工業用製品について、需要増を受けて第4四半期のオファー価格を約10%引き上げる方針で、顧客もこれに同意したとの観測が出ている。12日付経済日報が報じた。
富喬工業は今年、生産した製品の全てを販売することを目標に掲げている。張元賓董事長は先ごろ、超極薄ガラスクロスの開発および認証取得を進めると表明した。特に第5世代移動通信システム(5G)分野で応用が見込める「BC1500」、「BC3000」といったクラスの製品市場で日本メーカーの独占状態を打破したいとの考えを示している。
富喬工業の今年1~9月売上高は前年同期比0.6%増の37億8,100万台湾元(約137億8,000万円)だった。
この他PCB関連では、鉅橡企業(オーロナ)も第4四半期にコスト反映のため値上げを実施する。
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