ニュース 電子 作成日:2018年10月12日_記事番号:T00079783
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の林恩平執行長は11日、第4四半期の業績見通しについて、顧客の大半が発注を縮小したため、10月は9月より悪くなり、11月はさらに落ち込むとの見通しを示した。市場関係者は、米アップルのスマホ「iPhone」新機種向け出荷は9月がピークだったとして、今後の需要を慎重視している。12日付経済日報などが報じた。
台新証券投資顧問の黄文清副総経理は、アップルは高価格の有機EL(OLED)ディスプレイ搭載「iPhone XS(テン・エス)」シリーズ2機種を先に発売したが、売れ行きが良くないと指摘。iPhoneサプライヤーの今後の業績は、今月26日発売の6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載「iPhone XR(テン・アール)」の売れ行き次第だと説明した。
ラーガンが11日発表した第3四半期の連結売上高は前期比33%増、前年同期比9%増の163億3,400万台湾元(約600億円)で、過去2番目の高水準を記録。純利益は前期比51.2%増、前年同期比7.7%増の83億7,100万元で、過去3番目の高さとなった。
この他、林執行長は、韓国のスマホメーカーに出荷していると初めて明らかにした。出荷先はサムスン電子とみられる。
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