ニュース 機械 作成日:2018年10月12日_記事番号:T00079788
米中貿易戦争激化の影響で、台湾から中国への機械設備輸出が減少する中、程泰機械(グッドウェイ・マシン)、亜崴機電(AWEAメカトロニック)、高鋒工業(kafo)といった工作機械メーカーはリスク分散のため、主力市場を中国からインドおよび東南アジアへと転換しているもようだ。12日付経済日報が報じた。
傘下に高鋒工業を抱える和大集団の沈国栄董事長は、トランプ米大統領による圧力の下、これまで中国が果たしてきた「世界の工場」としての役割は、発注先切り替えや生産拠点の移転に伴い、将来インドに移行すると指摘。それまでの過渡期において、東南アジアが恩恵を受けるとの見方を示した。
こうした中、和大や程泰機械グループは、工作機械製品の販売先を、中国市場中心から▽インド▽東南アジア▽ブラジル▽ロシア▽米国──などに段階的に分散している。さらに沈董事長は北朝鮮について、米国の関係改善が進めば将来性の高い市場となるとの見通しを語った。
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