ニュース 電子 作成日:2018年10月15日_記事番号:T00079801
携帯電話用半導体大手の米クアルコム幹部は先ごろ、経済部技術処の第5世代移動通信システム(5G)事務室および通信キャリア最大手の中華電信を訪問し、中華電信が主導する「5G国家チーム」に加わりたいとの意向を示したようだ。台湾メーカーの製品の5G相互接続性テストに協力し、共同で世界市場での商機獲得を目指すという。15日付工商時報が報じた。
中華電信の鄭優董事長は、クアルコムは世界の5G市場で重要な地位にあり、同社が「国家チーム」に加われば、台湾5G産業の発展と、台湾メーカーによる先行商機獲得への貢献が期待できると語った。
クアルコムとエリクソンは既に、3GPP(サード・ジェネレーション・パートナーシップ・プロジェクト)規格「5G NR」に準拠した5Gによるネットワーク接続において、AT&T、ベライゾン・ワイヤレス、NTTドコモといった世界の通信キャリアと提携を結んでいる。このため、クアルコムが今後5G相互接続性テストを提供するようになれば、台湾メーカーの5G関連製品の世界展開に大きく貢献することが見込まれる。
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